風の思い

「風」は、重症心身障がい者の方たちの一日の活動をとおして地域生活を応援する事業所です

「風」は、重症心身障がい者の人達がこの街で暮らし続けていくための日中生活の場、諸々の活動拠点の場です。養護学校を終了した人達や、閉じこもりきりの在宅生活となっている人達を迎え入れ、単に「ある場所に通う」ということだけではなくて、「風」を拠点とした、一人ひとりの社会活動と人とのふれあいを行う場所としての存在を考えています。

重症心身障がい者とは

「重症心身障がい者」とは、体が自由に動かず、意思表示が出来ない状態の人達です。言いかえれば生きていくことのほとんどを人に頼らざるを得ない人たちです。 このような障がいの重い人たちの地域生活を支援するには、障がい者本人を支え、また本人をとりまく(家族を含んだ)環境を支える総合的な支援が必要になってきます。

障がい福祉サービス事業所「風」は 重症心身障がい者の人達がこの街で暮らし続けていくための、日中生活と諸々の活動拠点の場です。養護学校を終了した人達や、閉じこもりきりの在宅生活となっている人達を迎え入れ、単に「ある場所に通う」ということだけではなくて、「風」を拠点とした、一人ひとりの社会活動と、人とのふれあいを行う場所としての存在を考えています。

風は、こんな場所を目指しています

一人ひとりの思いを大切にし、いろんな経験や体験を重ねる場
   ●朝の会 ●創作活動 ●レクレーション 
   ●行事(季節・誕生会・成人式)など

仲間や地域の人たちと共に暮らすことを大切にする場
   ●散歩 ●買い物 ●地域交流 ●施設交流 ●施設行事
   ●ボランティア活動 ●コンサートなど

元気でいきいきとした生活が送れるよう、健康づくりをする場
   ●健康管理 ●入浴 ●感覚(スヌーズレン) 
   ●リハビリテーションなど

利用者が家族と楽しく暮らせるよう、応援する場
   ●健康相談 ●福祉情報提供 ●保護者交流など

地域の社会福祉・医療機関と連携し、
利用者や重い障がいをお持ちの方々それぞれの地域活動を支援する場

   ●相談支援(医療・福祉・行政) ●包括的支援

     

風だより

『理念』
自立と共成


『まほろば学園』の存在

 人間として生きているということは、社会生活していることです。ここからここまでが社会生活、それ以下は社会生活でないとして価値的に低いとみるべきではありません。すべての人間は生まれた時から社会的存在なのですから、生き続けている限り力いっぱい生命を開花していくのです。

 すべての人間の生命と、その発達を保証するという考え方が、真に社会福祉計画の中身を形成するための、ささやかではありますが最も具体的な試みであり、訴えでもあると考えます。

 重症心身障害児・者の人たちは、自分の意思や感情を表現することが非常に難しいため、ともすれば手がかからず大人しい印象を持たれますが、その内面にはほとばしる情熱や感情があります。それを言語や表情、あるいは身体表現以外の何かで伝えているのだろうと思うこともあります。

 私たちの取り組みは、一人ひとり、その人にあった支援ができると、同じ共通プログラムでもその人にあった個別プログラムとして展開することができると考えます。「共生」あるいは「共成」のもとに年齢を超えたあらゆる人が集い、道徳教育の場としての『学び舎』になればと思いますし、特に日本人の情緒や感情をあらためて勉強する場所でありたいとも思います。さらに理論や合理性が優先される現代社会の歪みをもどし、日本人が古くからもつ情緒や形を見直す場であり、金銭よりも道徳を上にみるという日本人の精神性の高さを再確認する場所としての存在でもありたいと思います。

 このようなことは、全てにおいて受動的なままの人生と思われがちな重度心身障害児・者の人々が、自分たちの存在というものが社会道徳について物言わぬ教師となって「自立」することにより、周りの人達との「共生」あるいは「共成」という形で、本人たちの存在が確立できるものと信じます。

 利用者個人の権利や選択を尊重した「質」の高い福祉サービスの提供を行うとともに、保健医療を充実することによって安心と信頼を築き、地域社会と連携し社会参加することによって、どんなに重い障害を持っていても、人としてあたりまえの生活を営むことができる、あるいは其々の人がもつ能力に相応した生活が送れるよう、憲法25条に定める福祉理念にそった社会福祉法人として、サービスを提供致します。

施設案内

「風」は、重症心身障がい者の方たちの一日の活動をとおして地域生活を応援する事業所です

利用者

●定員/20名(男女不問)
●対象/18才以上・心身にきわめて重い障がいがある方

利用可能時間

●開所日/月曜日~金曜日 ●開所時間/10:00~15:00

日課

10:00~
朝の会・健康チェック・ストレッチ
10:30~
午前の活動・入浴
12:00~
昼食 休憩
13:30~
午後の活動
15:00
退園

※日課(活動)の詳細は個別面談致します

事業内容

【重度障がい者等包括支援】
常時介護を要する障がい者であって、意思疎通を図ることに著しく障がいがあり、加えて四肢の、麻痺及び寝たきりの状態にある方。そして知的障がい、又は精神障がいによって行動に著しく困難を有する方に対して、居宅重度訪問介護、行動支援、生活介護、児童デイサービス、短期入所、共同生活介護、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援、及び旧法施設支援を包括的に提供します。

【居宅介護、重度訪問介護及び行動援護】
利用者(重度の肢体不自由者であって常時介護を要する障がい者を含む)が、居宅において自立した日常生活、又は社会生活を営むことができるよう、利用者の身体その他の状況及びその置かれている環境に応じて諸々の介護や家事生活等に関する相談及び助言その他の生活全般にわたる援助を行います。

【生活介護】 
「障がい者福祉サービス事業所・風」において入浴やトイレ、食事等の介護、家事や生活等に関する相談や助言、その他の必要な日常生活上の支援、又創作的活動の機会と身体機能の向上のための援助を行います。

事業所配置図

リハビリ・ハビリテーション室 スヌーズレンルーム スプリントルーム 調理室 訓練室 訓練室 トイレ トイレ 訓練室 訓練室 浴室 多目的ホール 入口 テラス スタッフルーム 車寄せ トイレ

お問合せ

〒720-0017 広島県福山市千田町2-15-25
TEL(084)982-8585 FAX(084)955-8850
メールアドレス 5095274888


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風の後援会

このホームページを開いて頂き、本当にありがとうございます。

私たちの思い

私たちはサポーターとして、重症心身障がい者のための通所施設「風」を応援しています。「風の後援会」の思いを実現するために、ひとりでも多くの方のご理解とご賛同をいただけるよう活動しています。障がい福祉サービス事業の運営には厳しいものがあります。やさしさや、思いやりの気持ちだけではとうてい維持できません。人的な援助や、経済的な援助が必要です。障がい者本人を支えるとともに、そのご家族、また「風」で働く人たちを含めたすべてを支えていきたいと考えています。

以下に、様々なご質問に対する私たちの思いを記載しています。ご一読ください。

重症心身障がい者とは?

体が自由に動かず、意思表示ができない人たちです。言いかえれば、生きていくことのほとんどを、人に頼らざるをえない人たちです。

しかし、意思表示ができないこと=意思や感情がない、のでは決してありません。心の中には私たちと同じように、意思や感情があふれています。言葉や仕草で気持ちを伝えられない歯がゆさは、想像を絶するものでしょう。

重症心身障がい者に必要なもの、彼らが欲しているのは、体に関わるケアだけではなく、心に関する活動のサポートです。安心して生き(日々を過ごし)ながら、人との触れあいの中で経験を積んでいく。「今、生きている」ということ。これは、あなたや私と全く同じです。障がいの有無や重度に関わらず、社会の一員であることに変わりはありません。同じ社会に生きる仲間の、人として当たり前の欲求と生活を支えたい、それが私たちの思いです。

社会福祉法人とは?

社会福祉に関する事業を行う団体のことで、その基本理念は、法律に明記されています。
「社会福祉事業を経営するものは、福祉サービスを必要とする者が、心身ともに健やかに育成され、又は社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会を与えられるとともに、その環境、年齢、及び心身の状況に応じ、地域において必要な福祉サービスを総合的に提供されるように、社会福祉事業その他の社会福祉を目的とする事業の広範かつ計画的な実施に努めなければならない。」

「社会福祉事業その他の社会福祉を目的とする事業を実施するに当たっては、医療、保険その他関連施策との有機的な連携を図り、地域に即した創意と工夫を行い、及び地域住民等の理解と協力を得るよう努めなければならない。」
(社会福祉法より)

社会福祉法人には、「福祉サービスを必要とする方に、必要なサービスや社会参加の機会が提供されるように事業を行うこと。地域の方々の理解も得ること」が求められています。

「障がい福祉サービス事業所・風」とは?

「障がい福祉サービス事業所・風」は、「社会福祉法人・まほろば学園」が運営しています。人口も50万人に近づこうとしている中核都市福山ですが、「風」が生まれるまで、重症心身障がい者のための通所施設がありませんでした。つまり、重症心身障がい者は、本当に必要なサービスを受けられていなかったです。これまで、障がいを持つ人たちだけではなく、その家族を始めとする周辺の人々にも、様々な負担がのしかかっていました。

家の中で世話をしてやればいい、病院かどこかに置いてもらえばいい。そんな風に考えている人は、残念ながら、少なくないはずです。確かに、障がいを持つ人々を自分と切り離して考えれば、「関係もなければ責任もない」と思えますし、「かわいそう」と感じることで既に何か良いことをしたようにも思えます。これは、差別や偏見以外の何ものでもありません。自分と違う性質のものを、指差して笑ったり、けなしたりするだけが差別ではありません。よく分からない存在を持て余し、見えないところへ何となく押しやる。知らないままでいることも、関係を持つのを避けることも、障がい者を社会から閉め出すのには十分な「行動」でしょう。そんな風潮の結果が今なおあります。

私たちは、法人としての利益追求でも、健常者の自己満足でもなく、「同じ社会に生きる仲間」が、当たり前の暮らしを送るための場所を作りたかったのです。

「風」では、どんなサービスをするの?

私たちは、いわゆる型通りの施設ではなく、細やかなサービスや地域との交流、他者との触れあいを含めた「拠点」づくりを目指します。年齢や環境、心身の状況などはひとりひとり違います。一概に「福祉サービス」と言っても、必要とされるものは千差万別です。きめ細やかで、柔軟性のある内容でなければならないと思っています。

しかし、こうしたサービスを必要としているのにサービスを受けられなかったり、その内容が適切でない場合も少なからずあるのです。経済的な問題、偏見の問題もままあります。

・重症心身障がい者や、その家族がが抱える問題に
 耳を傾けた運営しています。
・地域との交流例をすすめます。
 「町内会との交流」「千田小学校との交流」
 「盈進学園との交流」「ボランティアとの交流」
・限りなく「1対1」を重視した支援を行います。
・利用者個人の権利、選択を重視した内容にします。
・保険医療を充実させ、安心して利用できようにします。

法人の運営はどのように行うの?

・公共性=社会の皆さんのためにあること。
・非営利性=企業としての私利私欲に走らないこと。
・純粋性=何をしているのかが、はっきりと分かること。
これは、社会福祉法人の基本的な特徴であり、守るべき性格です。

法人とは、事業=ビジネスを行う団体ですから、そこにはマンパワーやノウハウ、設備があります。これらを活用して、本当に必要な「質」の高いサービスを提供し、利益を地域に還元することで地域と共生する、という循環を目指していきます。

「風」が目指すものは?

・年齢を超えた、あらゆる人が集う場にすること
・道徳教育の「学び舎」になること
・地域に根ざした場となること

「風の後援会」に入ったら何ができるの?

施設の運営に必要なのは、皆さんのご理解と、資金と、スタッフです。中でも、まず「風の後援会」のことや、重症心身障がい者の存在や現状を知っていただくことこそが初めの一歩だと思っています。

今、生まれたばかりの「後援会」です。

このホームページを開いて読んでいただけたこと。
これだけでもありがたいことですし、とても大きな一歩だと思っています。

「風の後援会」や重症心身障がい者の存在や現状を「知って頂く」こと。
そして、知って頂いたことを誰かに伝えてください。
関心を持ち続けてください。
寄付金にご協力ください。
「風」で一緒に活動してください。


     

風だより

障がい福祉サービス事業所「風」の近況を、写真を交えながら紹介しているブログです。

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